お盆には父方、母方の墓参りが恒例。
小さなころから、こうして大人になっても毎年続けている。
毎年、毎年同じことを続けている中で、変わっていく景色や情景、人々。
当たり前のように集まっていた人に会えなくなる日
あの頃が思わず懐かしくなる切ない変化
長くは続かないと知りながら過ごす「今」
どこかで、ずっと遠い未来から眺めているような気分
こんな日もあったな
そんなことを私の中の私が「今」を感じながら思っている
未来と現在と過去が混在する
命は記憶を運んでいく
繋がる命に記憶を託しながら
静かに役目を終えていく命も美しく
躍動的な命がそれらを超えていくその様子もまた美しい
記憶を上手く繋げない命がそのまわりに散らばっていても
それはまたそれの美しさがある
喜びの中にある悲しさも
楽しさのなかにある切なさも
すべてまるごと包み込んで愛でたい
今、この世界に存在するすべての「あなた」に
どうもありがとう
そう伝えたい
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